はじめに、エアコンを選ぶ際に適切な畳数を選ぶことは非常に重要です。適切な畳数を選ばないと、エアコンの冷房や暖房の効果が十分に発揮されず、快適な室温を得ることができません。また、畳数が大きすぎると電力消費が無駄になり、逆に小さすぎるとエアコンが過負荷になる可能性があります。
畳数の選び方に失敗しないためには、まずは部屋の広さを正確に計測することが重要かと考えがちです。しかし、実はこの何畳用というものは、必ずしも実際の部屋の大きさと対応するわけではなく、そのまま畳数だけを参考にすると失敗する可能性があります。
目次
Toggle適切な畳数の選び方
エアコンの適切な畳数を選ぶ際には、以下のポイントに注意することが重要です。
◎ 部屋の広さを測定する
とはいえ、まずはエアコンの能力は部屋の広さを知ることが重要です。この畳数は、基準の数字となります。
◎ 使用用途や条件を考慮する
部屋の使い方や条件によってもエアコンの選択が異なる場合があります。例えば、日当たりが悪い部屋や高層階の部屋では、冷房・暖房能力が若干大きめのエアコンが必要になることがあります。また、よく利用する部屋や熱くなりがちなキッチンに設置する場合は、少し余裕を持った畳数のエアコンを選ぶことをお勧めします。
◎ 冷房能力と暖房能力を考える
エアコンは冷房と暖房の両方の能力を持っています。部屋を快適に保つためには、冷房能力と暖房能力のバランスを考えて選ぶことが重要です。お使いの部屋ではどちらがメインで使用するのかを決めていただくことで、より快適なエアコンを選び、また無駄な電気を使うことのないエコなものを選択可能です。
使用用途の例
結論から言えば、エアコンの畳数は「6」「10」「14(200V)」の3種類から選ぶと、失敗を避けることができます。
その理由は多くの「6畳タイプ」のエアコン場合が「冷房6~9畳、暖房6~7畳」、「10畳タイプ」のエアコン場合が「冷房8~12畳、暖房8~10畳」、「14畳タイプ」のエアコン場合が「冷房11~17畳、暖房11~14畳」と、日本の一般的な家の大きさに対応できる十分な機能あるからです。また、6畳用も8畳用もそこまで能力はさほど変わりないのですが、対応畳数が大きければエアコンの購入費用も高くなるという費用面での負担が大きくなります。
そのため、以下の使用場所を考慮した上で、エアコンを選ぶことが重要です。
◎ リビング・キッチン
部屋の中でもリビングやダイニングは、1日のうち長い時間を過ごす場所であり、さらにキッチンは火を扱う場所でもあるため余裕を持った畳数のエアコンを設置いただくことをお勧めしています。
また、エアコンに表示されている適用畳数の中でも、暖房の表示の方が少なく畳数表示されているため、暖房の畳数表示を基準に考えることもひとつの選択肢です。
◎ 寝室・子供部屋
寝室や子供部屋は、そこまで使用頻度が高い部屋ではありません。特に寝室の場合あまりパワフルなエアコンを設置してしまうと、体調への影響負担が大きくなる事から、部屋が 10畳以上ない場合は6畳タイプのエアコンが最適です。
よくあるご質問
何畳用のエアコンを買えばいいですか?
エアコンの畳数はどのように計算しますか?
エアコンの能力が畳数に対して大きすぎると問題はありますか?
エアコンの能力が畳数に対して小さすぎると問題はありますか?
エアコンの能力が畳数に対して小さすぎると問題はありますか?
エアコンの取付はDIYで行っても問題ありませんか?
10畳用のエアコンを購入したいですが、実際には何平方メートルの部屋に適していますか?
エアコンで買ってはいけない畳数はありますか?
狭い部屋でも大きなエアコンを使っても大丈夫ですか?
6畳用のエアコンを8畳の部屋に使っても大丈夫ですか?
まとめ
失敗しない畳数の選び方は、「6」「10」「14(200V)」の3種類から選ぶことが重要です。あとは使用の用途によって、この3種類から選んでいただければ、失敗は少なくなります。もちろん、例えば8畳を否定しているわけではありません。より無駄のないようなエアコン選びをしましょう。